2018年02月19日
脳科学者の澤口俊之先生の講演を聞いてきました(豊田市)
佐鳴予備校主催・脳科学者の澤口先生の講演会に行ってきました。
ホンマでっかTVなどでよく見かけるあの先生です。
無料で参加できたので、喜んで行ってきました。

テーマは子どもの脳をいかに育むか ~脳の発達からの考察と提言~
どうやら脳は8歳までに95%の大きさになるそうです。
その8歳というのがポイントで・・・・
この幼児期にどう過ごしたらいいかのポイントをあれこれ教えてくれました。
何度も出てきたのはピアノ。
やはりピアノはかなりいいみたいです。
確かにピアノを弾くとすっきりして、記憶力も一時的に上がります。
それも7歳ぐらいまでにやるといいそうですよ。
1日10分間2ヶ月続けるだけで、その後も効果があるのだとか。
ピアノは前頭前野を構造的に発達させるそうです。
あと、仕切りに夢を持つことの大切さを訴えられていました。
IQ(知能指数)の話もありましたが、HQ(前頭連合野が持つ人間らしさの知能)というものの重要性をかなりお話されていました。
HQが高い人ほど高度な職に就き、収入が高いというのです。
高い人ほど出世し、良好な恋愛と結婚をするという。
とにかく幸せになれるという話。
じゃあHQってどうやったら上がるの?っていうのは・・・・
幼児期の外遊び。
最近はゲームやスマホに夢中の子供たちが多いけど、それらは非常に危険だそうです。
ああ・・・・耳が痛い。
3人以上での公園遊びなどが特にオススメ。
兄弟で遊ぶのではなく、友達と遊ぶ。
そして祖母と触れ合うことの重要性もお話になれてました。
祖父ではダメらしい・・・・・(-_-;)
子育てを経験したからこそ祖母がいいらしいよ。
外遊び、特に危険な遊びもすべきだと言われてました。
危ないからといってあれもダメこれもダメはダメなんだって。
この時期危ない経験もしてないと、その後引きこもりや不登校になる可能性が高いらしいですよ。
勉強ばっかりしてもダメ。
この時期は外で遊べってことみたい。
難関大学に通われている人の多くはこの遊びをたくさんした人が多いというデータもあるそうです。
そこがないとなかなかその後の学習意欲を育むことは難しいそうですよ。
読み書きなどは後でいくらでもついてくる。
文字言語ではなく、音声言語が重要だと言われてました。
ついつい早く文字を覚えてほしいと教えこんで早期学習が盛んですが・・・・
会話がきちんと出来ないというのは問題ですね。
2021年にはセンター試験から大学入学共通テストというものになります。
これまでの丸暗記式のテストではなく、思考力、表現力、判断力などが問われるテストへと変わりますね。
そのときちゃんと答えられるのか・・・・・。
これまでの詰め込み式では太刀打ちできないことはもうわかりきってますね。
この幼児期がいかに大事なのかも改めて考えさせられました。
まぁこれだけ保護者の皆様を洗脳して・・・・・
サナルの講座の営業へとつながるわけですが(笑)
それならちょっと入れて少しでも将来に役に立てれば・・・・・
って気になりますね。
上の子にお金がかかり、いろいろと考えさせられることばかりで・・・・
下は放置ぎみでしたが。
そろそろ下もちゃんとしてないと、後で苦労するってことですね。

帰るときにちょうど澤口先生のお帰りと一緒になりました。
皆さん握手を求めたりしてましたよ。
なんとか後ろ姿だけ写真撮れました(笑)
すごく変わった先生でしたが、話は面白かったです。
去年も同じような講演会があったみたいです。
また来年もあるのかしら。
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